ニードルベアリングとは?
にーどるべありんぐ
ニードルベアリングとは、細長い針状のころを転動体として用いた軸受けで、コンパクトな設計でも大きな荷重を受け止められる特徴を持つ機械部品です。
ニードルベアリング(針状ころ軸受)は、ローラーベアリングの一種で、直径に対して長さが著しく長い「針状のころ」を転動体として使用した軸受けです。一般的に外径が小さくても高い荷重負荷能力を発揮するため、スペースが限られる場所に広く採用されています。
通常のボールベアリングが点接触であるのに対し、ニードルベアリングは線接触により接触面積を稼ぐため、ラジアル荷重(回転軸に垂直方向の力)に対して非常に強い耐久性を持ちます。一方でアキシャル荷重(軸方向の力)には弱いため、用途に応じて他のベアリングと組み合わせることが多いです。
自動車では次のような部位で使用されます。
- トランスミッションのギア軸受け
- エンジンのコンロッド小端部
- デファレンシャルギア内部
- 等速ジョイント
ニードルベアリングにはローラーを保持するケージ付きタイプと、ケージを持たずにローラーを密に詰めたフルコンプリメントタイプがあります。後者はさらに多くのころを配置できるため負荷能力が高まりますが、回転速度は低めになります。コンパクト設計と高剛性の両立が求められる現代の自動車部品において不可欠な要素です。
使い方・例文
「トランスミッションの内部構造を分解した際、ギアの軸にニードルベアリングが圧入されていた」という文脈でよく登場します。
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