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ニコライ・ゴーゴリとは?

にこらいごーごり

コライ・ゴーゴリは19世紀前半に活躍したロシアの作家で、風刺と幻想を組み合わせた独自の文体で知られます。

コライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ(1809〜1852年)は、ウクライナ生まれのロシア語作家です。ポルタヴァ県の小貴族の家庭に育ち、若くしてペテルブルクへ出て文筆活動を始めました。

初期の短編集『ディカーニカ近郷夜話』(1831〜32年)は、ウクライナの民間伝承をもとにした幻想的・ユーモラスな物語で人気を博しました。続く『ミルゴロド』や『ペテルブルク物語』では舞台を都市へ移し、官僚社会の滑稽さと人間の悲哀を鋭く描きました。

主な作品とその特徴は以下の通りです。

  • 『外套』——下級官吏の悲哀を描いた名篇、ロシア写実主義の原点とされる
  • 『鼻』——鼻が一人歩きするシュールな設定の風刺短編
  • 『検察官』——地方の汚職官僚たちを描いた喜劇で、初演時には皇帝ニコライ1世も観覧した
  • 『死せる魂』——農奴の「魂」を買い集める詐欺師を主人公にした長編で、ロシア社会全体への壮大な風刺

ゴーゴリの文学は、笑いの裏に社会批判を忍ばせる手法と、現実と幻想が交錯する独特の文体が特徴です。ドストエフスキーが「われわれはみなゴーゴリの『外套』から出てきた」と述べたとされるほど、後世のロシア文学に深甚な影響を与えました。

使い方・例文

喜劇『検察官』はロシア風刺文学の代表作として、演劇の授業や比較文学の講義で頻繁に取り上げられます。

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