ナーダイン・ゴーディマーとは?
なーだいんごーでぃまー
ナーダイン・ゴーディマーは、南アフリカのアパルトヘイト体制を描き続けたノーベル文学賞受賞の小説家です。
ナーダイン・ゴーディマー(Nadine Gordimer、1923〜2014年)は、南アフリカ出身の英語作家であり、1991年にノーベル文学賞を受賞しました。ユダヤ系移民の家庭に生まれ、幼少期から人種隔離社会の矛盾を肌で感じながら育ちました。
彼女の作品の最大の特徴は、アパルトヘイト(人種隔離政策)下の南アフリカ社会を鋭く描き続けた点にあります。白人として生まれながらも反アパルトヘイト運動に積極的に関わり、アフリカ民族会議(ANC)への支持を公言しました。代表作には以下のものがあります。
- 『バーガーの娘』(1979年)— 政治活動家の父を持つ白人女性の葛藤を描き、発禁処分を受けた
- 『自然な変遷』(1974年)— 人種を超えた愛と社会的圧力を描いた長編小説
- 『ジャンプ』(1991年)— 短編集としてノーベル賞受賞の評価を高めた
ノーベル委員会は彼女の文学を「非常に壮大な叙事詩的規模を持ちながら、アフリカ社会の複雑な人間関係を描いた」と称えました。アパルトヘイト廃絶後も南アフリカの民主化プロセスや貧困・HIV問題をテーマに執筆を続け、90歳を超えるまで作家として活動しました。
使い方・例文
高校の世界文学の授業や、南アフリカ近現代史の解説で「ナーダイン・ゴーディマーの小説はアパルトヘイト時代の生き証人として今も読まれている」などと紹介される場面で登場します。
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