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ナポレオン3世とは?

なぽれおんさんせい

ナポレオン3世とは、19世紀フランスの皇帝で、ナポレオン1世の甥にあたり、普仏戦争での敗北と捕虜という悲劇的な最期で知られる第二帝政の君主です。

ナポレオン3世(1808〜1873年)は、フランス第二共和政の大統領(在位1848〜1852年)を経て、クーデタにより第二帝政を開始してフラン皇帝(在位1852〜1870年)となった人物です。ナポレオン1世の弟ルイ・ボナパルトの子として生まれ、伯父の名声を政治資本として活用しました。

第二帝政期、フランスは経済的な近代化が進みました。鉄道網の整備、パリの大規模都市改造(オスマン男爵による広い大通りの建設)、産業の発展などが推進され、フランスは近代的な姿に生まれ変わりました。対外的にはクリミア戦争への参戦、アルジェリアでの植民地支配の強化、ベトナム(コーチシナ)やメキシコへの軍事介入など積極的な外交を展開しました。

しかし1870年、プロイセンのビスマルクとの外交的対立から普仏戦争が勃発しました。フランス軍はスダンの戦いで壊滅し、ナポレオン3世自身が捕虜となるという前代未聞の事態となりました。これによりパリで革命が起き第三共和政が宣言され、第二帝政は終焉しました。その後イギリスに亡命し、在地で没しました。壮大な夢と悲惨な末路が対照的な皇帝として歴史に刻まれています。

使い方・例文

「ナポレオン3世はパリ改造など近代化を推進したが、普仏戦争でスダンの戦いに敗れ、現役の国家元首として敵軍の捕虜となった近代史上異例の人物である」という文脈で登場します。

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