ドレーク海峡とは?
どれーくかいきょう
ドレーク海峡とは、南アメリカ大陸最南端と南極大陸の間に広がる、世界で最も荒れる海峡の一つのことです。
ドレーク海峡とは、南アメリカ大陸の南端に位置するチリ領の岬と、南極大陸の間に広がる海域のことです。太平洋と大西洋、さらに南極海をつなぐ位置にあり、幅はおよそ800キロメートルに及びます。名前は16世紀のイギリスの航海者フランシス・ドレークに由来するとされています。
この海域では南極を取り巻くように吹く強い偏西風と、周囲を遮る陸地がほとんどないという地理的条件が重なり、世界でも屈指の強風と高波が発生することで知られています。そのため航海の難所として古くから恐れられ、パナマ運河が開通する以前は、南米大陸を回り込んで太平洋と大西洋を行き来する重要な航路として利用されていました。
現在では、南極観光や南極観測を目的とした船舶が南極半島へ向かう際にこの海峡を通過することが多く、荒天時の激しい揺れは「ドレーク・シェイク」、逆に穏やかな航行は「ドレーク・レイク」と呼ばれて対比的に語られることもあります。
海洋学的にも、南極海の海水が世界の海洋循環に影響を与える重要な地点として研究の対象となっています。
使い方・例文
南極クルーズの船は、荒れることで有名なドレーク海峡を2日ほどかけて横断します。
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