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トーマス・J・ワトソンとは?

とーますじぇいわとそん

トーマス・J・ワトソンとは、IBMを世界的な情報技術企業に育て上げたアメリカの実業家で、「THINK」という標語で知られる経営者です。

トーマス・ジョン・ワトソン・シニア(Thomas John Watson Sr.、1874〜1956年)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の実業家です。IBM(インターナショナル・ビジネス・マシーンズ)の発展に大きく貢献し、同社を20世紀を代表する企業へと変革した経営者として名高いです。

ワトソンはNCR(ナショナル・キャッシュ・レジスター)社でセールスマンとして頭角を現した後、1914年にCTR(Computing-Tabulating-Recording Company)の社長に就任しました。1924年に社名をIBMに改称し、以後40年近くにわたってトップとして会社を牽引します。

ワトソンの経営の特徴として以下が挙げられます。

  • 「THINK(考えよ)」という標語を社内に徹底し、問題解決への積極的な姿勢を促した
  • 営業部門を強化し、製品の質とともに顧客との関係構築を重視した
  • 社員の外見・言葉遣いに至るまで厳格な企業文化を醸成した
  • 大恐慌期にも雇用を維持し、戦後の市場拡大に備えた在庫と人材を確保した

IBM在籍中は主にパンチカード式のタブレーティングマシン(統計処理機器)を展開し、政府・企業の事務処理需要を取り込みました。その後の電子計算機(コンピュータ)時代への移行は主に息子のワトソン・ジュニアが担いましたが、IBMの土台を作った人物としてワトソン・シニアの功績は不可欠です。

使い方・例文

「トーマス・J・ワトソンが掲げた『THINK』の精神はIBMの企業文化に根づき、後のコンピュータ産業発展の礎となった」という文脈で登場します。

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