トッケイとは?
とっけい
トッケイとは、東南アジア・南アジアに広く分布する大型のヤモリで、「トッ・ケイ」という独特の鳴き声からその名が付いた種です。
トッケイ(学名:Gekko gecko)は、ヤモリ科(Gekkonidae)ヤモリ属(Gekko)に属するヤモリの一種です。インド東北部からバングラデシュ、東南アジア全域、中国南部、インドネシアなど広い範囲に分布し、都市部の建物にも適応した身近な爬虫類です。
体長は成体で25〜35cm前後に達し、ヤモリの中でも大型の部類に入ります。体色は青灰色〜青緑色の地に、橙色や赤色の斑点が散りばめられており、非常に鮮やかな外見が特徴です。目は大きく縦長の瞳孔を持ち、夜行性に適した視覚を持っています。
名前の由来は独特の鳴き声からきており、「トッ・ケイ(Tokay)」という大きな声を繰り返します。この声は夜間に数百メートル先まで届くほど大きく、生息地では夜になるとよく聞こえます。なわばり意識が強く、特にオスは縄張りを主張して積極的に鳴きます。
生態的な特徴は以下のとおりです。
- 夜行性で昆虫・小型の爬虫類・小動物などを捕食する
- 趾下薄板(足の裏の特殊な構造)により壁面や天井を歩行できる
- 気性が荒く、威嚇時には大きく口を開けて噛みつくことがある
- 卵生で、産んだ卵を壁面などに固着させて産卵する
ペットとして世界中で流通しており、その鮮やかな外見と大きさから人気があります。ただし気性が荒く扱いには慣れが必要です。また、一部の地域では薬用目的で捕獲されることもあります。
使い方・例文
東南アジアを旅行すると、夜間にホテルや民家の壁で「トッ・ケイ」という大きな鳴き声とともにトッケイを見かけることがあり、現地では家守として縁起が良いとされています。
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