本文へスキップ

デリー城(ラール・キラー)とは?

でりーじょう

リー城(ラール・キラー)とは、インドのデリーに建つムガル帝国時代の巨大な城塞で、赤砂岩の壮麗な建築が世界遺産にも登録されています。

リー城、正式名称ラール・キラー(Lal Qila)は、インド首都デリー旧市街に位置するムガル帝国時代の城塞です。「ラール(Lal)」はヒンディー語で「赤」を意味し、建造に使われた赤砂岩に由来します。英語では「レッド・フォート(Red Fort)」とも呼ばれます。

この城塞は、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンの命によって建設が始まり、1648年に完成しました。シャー・ジャハーンはアグラからデリー(シャー・ジャハーナーバード)へ遷都する際に、この城を帝国の宮殿兼要塞として築きました。周囲を囲む城壁は高さ最大33メートル、全長約2.4キロメートルにおよぶ壮大な規模です。

城内には宮殿・モスク・庭園・沐浴場など多様な建造物が配置されており、ムガル建築の粋を集めた様式美が見られます。主要な見どころとしては、象門(ラーホール門)・観衆の間(ディーワーニ・アーム)・貴賓謁見の間(ディーワーニ・カース)などがあります。

インド独立後の1947年8月15日、初代首相ジャワハルラール・ネルーがラール・キラーの城壁上で独立宣言を行い、以来毎年独立記念日に首相が演説を行う国民的象徴となっています。2007年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。

使い方・例文

「ラール・キラーの城壁の上から旧デリーの街並みを見渡した」「インドの独立記念日にデリー城で行われた式典をニュースで観た」のように、インド旅行や歴史的行事の文脈で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語