デュモルティエライトとは?
でゅもるてぃえらいと
デュモルティエライトとは、鮮やかな青色が特徴のホウ酸アルミニウムケイ酸塩鉱物で、石英に内包された宝石素材としても知られます。
デュモルティエライト(デュモルティ石)は化学式Al₇BO₃(SiO₄)₃O₃で表されるホウケイ酸塩鉱物で、斜方晶系に属します。1881年にフランスの古生物学者ユージェン・デュモルティエ(Eugène Dumortier)にちなんで命名されました。
最大の特徴は鮮やかな青〜青紫色で、この発色はチタンや鉄の置換による多色性にも起因します。透明な結晶として産出することは少なく、多くの場合は石英の中に繊維状・針状に含まれる「デュモルティエライトクォーツ」として宝石市場に流通します。
主な特性は以下の通りです。
- モース硬度:7〜8.5(比較的硬く、傷つきにくい)
- 色:青、青紫、紫、ピンク、茶色など(青が最も一般的)
- 多色性:方向によって青〜赤紫〜ピンクに変化
- 劈開:1方向に良好
主要産地はナミビア、マダガスカル、アメリカ(アリゾナ州、ネバダ州)、オーストリア、フランスなどです。工業的には高温に耐える耐火材料(セラミックス、磁器)の原料としても利用されます。宝石としては、ブルーを帯びた石英が「ブルークォーツ」とも呼ばれて流通していますが、その多くはデュモルティエライト包有物によるものです。
使い方・例文
デュモルティエライトクォーツは深みのある青色が特徴で、ラピスラズリに似た雰囲気を持ちながらも石英の硬さを備えているため、ビーズや彫刻品、カボションジュエリーの素材として活用されています。
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