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デマルチプレクサとは?

でまるちぷれくさ

デマルチプレクサとは、1本の入力信号を選択信号に従って複数の出力のうちの1つへ振り分けるデジタル論理回路です。

デマルチプレクサ(DEMUX:Demultiplexer)は、1つの入力データラインを、選択信号(セレクト入力)に応じて複数の出力ラインのいずれか1本へ送り出すデジタル論理回路です。「1対多」のデータ振り分け装置と理解するとわかりやすいでしょう。

選択信号がn本あると、2のn乗個の出力先を選択できます。たとえばセレクト入力が2本の場合は4通り(1:4 DEMUX)、3本なら8通り(1:8 DEMUX)の出力へ振り分けることができます。選択されなかった出力ラインはロー(0)またはハイインピーダンス状態になります。

デマルチプレクサが活用される主な場面は次のとおりです。

  • データバスの分配(1本の通信線から複数デバイスへのルーティング)
  • マルチプレクサとペアで使うシリアル—パラレル変換システム
  • メモリアドレスデコード
  • デジタル通信の多重分離

マルチプレクサ(MUX)が多対1でデータを集約するのに対し、デマルチプレクサは1対多でデータを展開する逆の役割を担います。両者を組み合わせることで、1本の伝送路で複数チャンネルの信号を効率よくやり取りする多重通信システムが実現します。TTLやCMOSのロジックICとして広く製品化されており、「74HC138」などの型番がよく知られています。

使い方・例文

マイコンが1本のシリアルバスから複数の周辺デバイスへデータを振り分ける際に、デマルチプレクサがチップセレクト信号の生成に使われることがあります。

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