デサリーヌとは?
でさりーぬ
デサリーヌとは、ハイチ革命を主導しフランスからの独立を達成した指導者で、ハイチ初代皇帝(ジャック1世)となった人物です。
ジャン=ジャック・デサリーヌ(1758頃〜1806年)は、カリブ海の島サン=ドマング(現ハイチ)生まれの軍人・政治指導者です。奴隷として生まれた後、ハイチ革命(1791〜1804年)において重要な指揮官として台頭しました。
デサリーヌはトゥサン・ルヴェルチュールの下で軍事的才能を発揮し、1802年にナポレオンがサン=ドマングに派遣した遠征軍に対する抵抗運動を指導しました。トゥサン・ルヴェルチュールが1802年に捕らえられフランスで死亡した後、デサリーヌが独立運動のリーダーとなりました。
1803年のヴェルティエールの戦いでフランス軍を決定的に破り、1804年1月1日にハイチの独立を宣言しました。この独立は世界史上初の黒人共和国・奴隷反乱による独立国家の誕生として歴史的な意義を持ちます。
主な特徴と事績は以下のとおりです。
- フランス支配への抵抗運動を指導し独立を達成
- 1804年に「ハイチ」という国名を宣言(先住民タイノ族の言葉に由来)
- 独立後にジャック1世として皇帝に即位
- 1806年に暗殺されるまで権威主義的な統治を行った
使い方・例文
ハイチ革命や大西洋世界の奴隷制廃止運動を学ぶ場面で必ず登場します。世界史・近現代史の教科書や人権・植民地主義に関する議論でも引用される人物です。
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