デイヴィッド・ロイド・ジョージとは?
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デイヴィッド・ロイド・ジョージは、第一次世界大戦期にイギリスを勝利に導いた首相で、社会保障制度の礎を築いた20世紀初頭を代表する政治家です。
デイヴィッド・ロイド・ジョージ(1863〜1945年)は、ウェールズ出身のイギリスの政治家で、自由党を率いて首相(在任1916〜1922年)を務めました。貧しい家庭に生まれながら弁護士として身を立て、政界に進出した「叩き上げ」の政治家です。
財務大臣時代(1908〜1915年)には、老齢年金法の制定や国民保険法の成立を主導し、イギリス福祉国家の基礎を作ったことで知られています。当時の保守的な議会や貴族院と激しく対立しながらも、社会改革を推進した姿は「民衆のチャンピオン」とも称されました。
第一次世界大戦中の活躍も特筆されます。
- 軍需大臣として戦時産業・兵器生産を強化
- 1916年に首相に就任し、戦争遂行を指導
- 1918年のパリ講和会議(ヴェルサイユ条約)においてウィルソン米大統領・クレマンソー仏首相と並ぶ「三巨頭」の一人として活躍
ヴェルサイユ体制の形成において、過酷すぎる対独賠償に一定の歯止めをかけようとした現実主義的な外交姿勢でも知られています。晩年は政界を離れましたが、20世紀前半のイギリス政治と社会に与えた影響は計り知れなく、イギリス史上最も影響力ある政治家の一人に数えられています。
使い方・例文
歴史の授業や政治学の教科書では、ロイド・ジョージは「福祉国家の原型を作った改革者」として、またヴェルサイユ条約の主要交渉者として頻繁に登場します。
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