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ディスポジションとは?

でぃすぽじしょん

ディスポジションとは、ある状況下での個人の行動や反応に向けた心理的・性格的な傾向素質を指す言葉です。

ディスポジション(disposition)とは、英語で「気質性質傾向」を意味し、特定の状況に対してある個人が特定の方法で行動したり感じたりする心理的な傾向を表す概念です。哲学・心理学・社会学など幅広い学問領域で用いられます。

心理学においてディスポジションは、状況の違いを超えて比較的安定して現れる個人の反応傾向を意味します。たとえば「楽観的なディスポジション」を持つ人は、困難な状況でも前向きに解釈しやすい傾向があります。こうした概念は性格特性(パーソナリティ特性)論とも深く関係しており、ビッグファイブ理論などの個人差研究の基盤となっています。

哲学においては、ものやひとがある性質を「潜在的に持っている」状態を表すために使われます。たとえばガラスが「割れやすいディスポジション」を持つ、という言い方で、現実に割れていなくても特定の条件下で割れる性質を備えていることを示します。

社会学・教育学では、フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱した「ハビトゥス」(habitus)の概念と結びついて論じられることがあります。ハビトゥスはある階層・環境で培われた行動・知覚・思考の持続的な傾向性であり、ディスポジションとほぼ同義で扱われることがあります。

使い方・例文

心理学の授業や性格研究の文脈で、「その人は攻撃的なディスポジションを持つ」というように、行動傾向を説明する際に使われます。

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