テス(TESS)とは?
てす
TESS(テス)とは、NASAが打ち上げた系外惑星探索衛星で、太陽系外の惑星をトランジット法で広域にわたって探索するミッションです。
TESS(Transiting Exoplanet Survey Satellite、トランジット系外惑星探索衛星)は、NASAが2018年4月に打ち上げた宇宙望遠鏡です。先行する系外惑星探索衛星「ケプラー」の後継として開発され、より広い空の領域をより明るい恒星を対象に調査します。
TESSの観測手法は「トランジット法」と呼ばれます。惑星が母星(恒星)の前を横切る(トランジット)際に恒星の明るさがわずかに低下する現象を精密に観測し、その変化のパターンから惑星の存在・大きさ・軌道を推定します。
TESSの特徴と成果は以下の通りです。
- 4台の広角カメラで全天の約85%を2年以内にカバーする設計
- ケプラーより近距離(数百光年以内)の明るい恒星を優先的に観測
- 地球型(岩石質)惑星の候補を多数発見
- 系外惑星候補(TESS Object of Interest、TOI)を多数公表
- 恒星の振動(星震学)研究にも貢献
TESSが発見した系外惑星候補はその後、地上の大型望遠鏡による分光観測で確認される流れになっており、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)との連携でターゲット惑星の大気分析も進められています。生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)内にある地球サイズの惑星の探索において、最前線のミッションのひとつです。
使い方・例文
TESSは太陽に似た近傍の恒星を観測し、惑星が恒星の前を横切る際の微妙な光度変化を検出します。「地球から数十〜数百光年の近傍に存在するハビタブルゾーンの惑星」の発見候補をリスト化する場面で登場します。
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