ツガ属とは?
つがぞく
ツガ属とは、マツ科に属する常緑針葉樹の一群で、北アメリカや東アジアの山地に分布する木々の総称です。
ツガ属(学名:Tsuga)は、マツ科に属する常緑針葉樹の一属です。北アメリカ西部・東部および東アジア(日本・中国・ヒマラヤなど)に分布し、主に冷涼な山岳地帯の森林に生育します。世界に約10種が知られており、日本にはツガ(Tsuga sieboldii)とコメツガ(Tsuga diversifolia)の2種が自生しています。
ツガ属の共通した特徴として、扁平で短い針葉が螺旋状から二列状に並び、葉の裏面に白い気孔帯があることが挙げられます。球果(松ぼっくり)は比較的小さく、垂れ下がって付くものが多いです。樹高は種によって異なりますが、大型種では50メートルを超えるものもあります。
ツガ属の主な種と用途は以下の通りです。
- ツガ(Japanese hemlock):本州・四国・九州の山地に分布。庭木・生垣にも利用される
- コメツガ:亜高山帯に生育し、高山の自然景観を形成する
- ウェスタン・ヘムロック:北米産で製材・パルプ材として経済的に重要
ツガ属の木材は建築材・パルプ材として利用されるほか、樹形が美しいため庭園木としても植えられます。なお、「ヘムロック(hemlock)」という英名を持ちますが、毒草のドクニンジン(hemlock)とは別物です。
使い方・例文
登山で亜高山帯を歩く際に「コメツガの林」として紹介されることが多く、植物図鑑や自然観察の場面で登場します。
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