本文へスキップ

チョコラトルとは?

ちょこらとる

チョコラトルとは、メソアメリカの古代文明で神聖視されたカカオ豆を使った飲み物で、現代のチョコレートの原型となった飲料です。

チョコラトル(Xocolātl)は、メキシコ中心とするメソアメリカ地域に栄えたアステカやマヤなどの古代文明で飲まれていたカカオベースの飲み物です。「チョコラトル」という名はナワトル語に由来し、「苦い水」を意味するとも「泡立てた水」を意味するとも言われます。

古代のチョコラトルは、炒って砕いたカカオ豆を水に溶かし、唐辛子・バニラ・アナトー(赤い着色料)などを加えたもので、砂糖は加えられていませんでした。容器を高く持ち上げて液体を低い容器に流し込む「注ぎ込み」の動作で泡を立てるのが特徴的な製法です。甘くなく、むしろ辛みや苦みが強いものでした。

チョコラトルはアステカでは「神の食物」として神聖視され、カカオ豆は貨幣としても使われていました。王族・戦士・神官など特権階級だけが日常的に飲むことができた高級飲料でした。

16世紀にスペインのコンキスタドール(征服者)がメキシコに上陸しアステカ帝国を征服すると、チョコラトルをヨーロッパに持ち帰りました。ヨーロッパでは砂糖を加えて甘くする飲み方が広まり、その後19世紀に固形のチョコレートが開発されるという流れで、現代のチョコレート文化へとつながっています。

使い方・例文

チョコラトルはメキシコのアステカ帝国で儀式や宮廷で使われた飲み物で、砂糖なしで唐辛子を加えた苦い飲料がチョコレートの起源として博物館や食の歴史で紹介されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語