チューリップ'パロット系'とは?
ちゅーりっぷぱろっとけい
チューリップ「パロット系」とは、花弁の縁が波打ったりギザギザに切れ込んだりする、羽根のような独特の形が特徴のチューリップの品種群です。
チューリップのパロット系(Parrot Tulips)は、チューリップの園芸品種群のひとつで、花弁の縁がオウム(パロット)の羽根や尾羽のようにフリル状・切れ込み状になる独特の形態を持つことから、この名が付けられました。通常の丸みを帯びた花びらとは異なり、大きく波打ち、ねじれたり裂けたりした花弁が重なり合う豪奢な見た目が最大の特徴です。
花径は他のチューリップより大きく、10センチを超えることも珍しくありません。花色は赤・ピンク・黄・白・紫・オレンジなど多彩で、2色以上が混じる複色や縞模様の品種も多く存在します。草丈は40〜60センチほどで、開花期は春(4月前後)です。
パロット系の品種が生まれたのは17世紀ごろのオランダとされており、チューリップ熱(チューリップ・マニア)が最高潮に達した時代に珍重されました。花びらの変異は突然変異によるもので、当初は希少な変わり花として高い値がつきました。
栽培上の注意点として、花が大きく重いため風雨で倒れやすく、支柱が必要な場合があります。また球根が大きく栄養を多く必要とするため、植え付け時に堆肥を十分施すことが推奨されます。
切り花としても人気が高く、フラワーアレンジメントに個性的なアクセントをもたらします。花壇での群植のほか、鉢植えでの観賞にも適しています。
使い方・例文
「パロット系のチューリップは花弁の縁が激しく波打つため、春の花壇に植えると他の品種とは一線を画す存在感を放ちます。」
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