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チュウヒとは?

ちゅうひ

チュウヒとは、日本に生息する中型の猛禽類で、湿地や葦原を主な生息場所とする絶滅危惧種の鷹の仲間です。

チュウヒ(鷹鵟、学名:Circus spilonotus)は、タカ目タカ科に属する中型の猛禽類です。ユーラシア大陸東部に広く分布し、日本では主に冬鳥として越冬するほか、北海道など一部地域では繁殖も確認されています。

外見上の特徴として、翼を広げた際にV字形に持ち上げる飛翔スタイルが他の猛禽類と区別する目印になります。オスは灰白色を基調に黒い翼端を持ち、メスは褐色で縞模様があります。体長はおよそ48〜56センチメートルで、翼開長は100〜130センチメートルに達します。

チュウヒは湿地・葦原・水田地帯を好む環境依存度の高い鳥で、ヨシ原の上を低く飛びながら小型哺乳類・カエル・小鳥などを捕食します。日本では葦原の大規模な開発・干拓・乾燥化による生息地の減少が深刻であり、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類(VU)に指定されています。

チュウヒと近縁のハイイロチュウヒ(Circus cyaneus)も日本に飛来しますが、別種です。生息環境保全の観点から、チュウヒは湿地生態系の健全さを示す指標種としても注目されています。

使い方・例文

冬の干潟や湿地で野鳥観察をしているときに、葦原の上をふわりと低く飛ぶ中型の猛禽を目にした場合、チュウヒである可能性があります。

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