チャールズ・ルネ・マクキントッシュとは?
ちゃーるずれねまっきんとっしゅ
チャールズ・ルネ・マクキントッシュとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したスコットランドの建築家・デザイナーであり、アール・ヌーヴォーと近代建築を橋渡しした独自様式で知られます。
チャールズ・ルネ・マクキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh、1868〜1928年)は、スコットランドのグラスゴー出身の建築家・インテリアデザイナー・水彩画家です。グラスゴー美術学校(Glasgow School of Art)を拠点に学び、そこで生涯の伴侶となるマーガレット・マクドナルドらと「グラスゴー・フォー」と呼ばれる芸術グループを結成しました。
マクキントッシュの作風は、アール・ヌーヴォーの有機的な曲線美と、幾何学的・垂直的な構成を独創的に融合させたものです。細長いプロポーション、白と黒のコントラスト、薔薇のモチーフなどが特徴で、「グラスゴー・スタイル」として欧州全土に影響を与えました。ウィーン分離派(ゼセッション)にも大きな刺激を与え、ヨーロッパのモダニズム建築の萌芽に貢献したと評価されています。
代表作として挙げられる主な作品は以下の通りです。
- グラスゴー美術学校(1897〜1909年)
- ウィロー・ティールームズ(1903年)
- ヒル・ハウス(1904年)
晩年はロンドンへ移り、建築活動からは遠ざかって水彩画の制作に専念しました。生前は商業的成功に恵まれませんでしたが、没後に再評価が進み、20世紀デザインの先駆者として世界的に高く評価されています。
使い方・例文
建築・デザイン史の講義や展覧会で「マクキントッシュの椅子」や「グラスゴー美術学校」の名が登場するとき、この人物が指されます。
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