ダイナミックレンジとは?
だいなみっくれんじ
音響・映像・電子機器において、扱える信号の最大値と最小値の比率(幅)のことで、明暗差や音量差の再現能力を示す指標です。
ダイナミックレンジ(Dynamic Range)とは、ある機器やシステムが適切に扱える信号の最大値と最小値の比率のことです。デシベル(dB)で表現されることが多く、値が大きいほど繊細な信号から大音量・高輝度までを幅広く表現できる能力があることを意味します。
この概念は音響・写真・映像・センサーなど幅広い分野で使われます。
音響における例:CDは約96dB、ハイレゾ音源は120dB以上のダイナミックレンジを持ちます。コンサートホールの静寂から演奏の最大音量まで、豊かな強弱の表現が再現できることを意味します。
映像・カメラにおける例:カメラのダイナミックレンジが広いと、逆光のシーンで人物の顔と明るい空の両方の細部を同時に記録できます。スマートフォンのHDR撮影機能は、複数の露出で撮影した画像を合成することでダイナミックレンジを擬似的に拡大しています。
ダイナミックレンジが狭いと、明るい部分が白飛びしたり、暗い部分が黒潰れしたり、音では歪みやノイズが目立ちやすくなります。映画・音楽制作においては、豊かな表現力を持たせるためにダイナミックレンジの広い機材や収録方式が重視されます。
使い方・例文
晴天の屋外でカメラのダイナミックレンジが不足していると、空が白飛びするか人物の顔が暗く潰れるかの二択になりますが、ダイナミックレンジの広いカメラならどちらも適切に記録できます。
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