ソーア・ヘイエルダールとは?
そーあへいえるだーる
ソーア・ヘイエルダールとは、ノルウェーの人類学者・冒険家で、コン・ティキ号によるいかだ太平洋横断を行い、古代人の航海能力を証明しようとした人物です。
ソーア・ヘイエルダール(Thor Heyerdahl、1914〜2002年)は、ノルウェーの人類学者・考古学者であり、大胆な実験航海で世界的な名声を得た冒険家です。
ヘイエルダールは、ポリネシア人の起源が南米にあるという独自の仮説を持ち、それを実証するために1947年、バルサ材で組んだいかだ「コン・ティキ号」に5名の乗組員とともにペルーを出港。約101日間・約8000キロメートルを漂流し、ポリネシアのトゥアモトゥ諸島に到達することに成功しました。この航海は当時の学術界に大きな衝撃を与え、記録映画はアカデミー賞を受賞しました。
その後もヘイエルダールは実験航海を続けました。
- ラー1世・ラー2世号:パピルス製の葦船でモロッコから大西洋横断を試みる
- ティグリス号:メソポタミアからインド洋を航海し、古代文明の交流を検証
- イースター島・モルディブでの考古学調査
彼の研究は「古代人は現代人が思う以上に遠洋航海ができた」という観点から、世界各地の文明交流を再考させるものでした。ただし、ポリネシア人の南米起源説については、その後のDNA研究で支持されない部分もあり、学術的評価は複雑です。それでも探検精神と実験考古学への貢献は高く評価されています。
使い方・例文
「ヘイエルダールのコン・ティキ号漂流記は、古代人が原始的な筏で太平洋を渡れることを証明した冒険記録として今も読み継がれている。」
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