ソリダリティとは?
そりだりてぃ
ソリダリティとは、共通の目標・困難・価値観を持つ人々の間の連帯・結束・相互支援の精神を指します。
ソリダリティ(solidarity)は、「連帯」「結束」「共同体意識」と訳される概念です。ラテン語の「solidus(固い・堅固な)」を語源とし、社会学・政治哲学・労働運動・国際関係など多くの分野で使われます。
社会学者エミール・デュルケームは、近代社会における連帯を「機械的連帯(伝統的な同質性に基づく)」と「有機的連帯(分業と相互依存に基づく)」に分類し、社会の安定を支える基盤として論じました。
ソリダリティが発揮される場面には、次のようなものがあります。
- 労働運動:労働者が団結し、賃金改善や権利獲得のために一致行動をとる
- 社会運動:市民が差別・貧困・環境問題に対抗するために連帯する
- 国際援助:災害・紛争に苦しむ国々への国際社会からの人道的支援
- コミュニティ支援:地域住民が困難を抱える人を助け合う日常的な絆
ソリダリティは単なる同情(sympathy)や共感(empathy)とは異なり、実際の行動・リスク共有・共同責任を伴う点が特徴です。また「私」よりも「私たち」という集合的なアイデンティティが前提となります。現代では、SNSを通じた社会的連帯「ハッシュタグ運動」もソリダリティの一形態として注目されています。
使い方・例文
「組合員たちはソリダリティを掲げてストライキに踏み切り、待遇改善を勝ち取った」「国際的なソリダリティのもと、被災国への緊急支援が各国から寄せられた」のように使います。
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