ソメイヨシノとは?
そめいよしの
ソメイヨシノとは、日本で最も広く植えられているサクラの品種で、春に葉より先に薄ピンクの花を咲かせます。
ソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis)は、バラ科サクラ属に属する落葉高木で、日本で最も親しまれているサクラの品種です。エドヒガンとオオシマザクラの交配によって生まれたと考えられており、江戸時代末期から明治時代初期にかけて染井村(現在の東京都豊島区駒込付近)の植木職人によって作出・普及されたとされています。
ソメイヨシノの主な特徴は次のとおりです。
- 花は淡い紅白色(白に近いピンク)で、直径3〜4センチほど
- 葉が展開する前に花が開く「先花後葉」で、花の時期は葉がなく空に花が映える
- 開花後10日〜2週間ほどで散り、その潔さも人気の理由
- すべての個体がクローン(接ぎ木・挿し木による無性繁殖)のため、同じ地域ではほぼ同時期に開花する
クローンであるため種子から自然繁殖しません。日本全国の並木・公園・学校などに広く植栽されており、開花期には各地で花見(お花見)が行われます。開花の時期は気象庁の「桜前線」でも追跡されており、春の訪れを知らせる季語・風物詩として文化的にも深く根ざしています。
近年は高齢化した木の管理や、ソメイヨシノへの一極集中に伴う生物多様性の観点から、他品種のサクラへの植え替えが進む地域もあります。
使い方・例文
「毎年3月下旬から4月上旬にかけて、公園のソメイヨシノが満開になるとお花見客で賑わいます。」
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