本文へスキップ

セルゲイ・プロコフィエフとは?

せるげい・ぷろこふぃえふ

セルゲイ・プロコフィエフとは、20世紀ロシアを代表する作曲家・ピアニストで、鋭いリズムと独自の和声感覚で近代音楽に大きな足跡を残した人物です。

セルゲイ・セルゲーエヴィチ・プロコフィエフ(1891〜1953)は、ロシア帝国(現ウクライナ)出身の作曲家ピアニストです。サンクトペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフらに師事し、若くしてその革新的な音楽語法で注目を集めました。

プロコフィエフの音楽の特徴として、以下が挙げられます。

  • 鋭いリズムと打楽器的な音響:初期作品から一貫する強烈なリズム感
  • 独自の旋律線:叙情的でありながら予想外の音程跳躍を含む旋律
  • 調性と不協和音の融合:調性音楽を基盤としながらも近代的な和声を駆使

代表作は多岐にわたります。交響的童話「ピーターと狼」(1936)、バレエ音楽「ロミオとジュリエット」(1936)、ピアノ協奏曲第3番、交響曲第5番、オペラ「戦争と平和」などが国際的に高く評価されています。「古典交響曲」(交響曲第1番)はハイドンのスタイルを意図的に模倣しながら近代語法を加えた傑作です。

ロシア革命後は西欧・アメリカで活動しましたが、1936年にソ連へ帰国。スターリン時代の政治的圧力のもとで創作活動を続け、1948年には「形式主義」として批判を受けました。スターリンと同日の1953年3月5日に死去しています。

使い方・例文

子ども向けのオーケストラ入門として演奏される「ピーターと狼」は、プロコフィエフが各楽器の音色でキャラクターを表現した代表作として広く知られています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語