セプティミウス・セウェルスとは?
せぷてぃみうすせうぇるす
セプティミウス・セウェルスとは、ローマ帝国の皇帝(在位193〜211年)で、アフリカ出身の初のローマ皇帝として知られる人物です。
ルキウス・セプティミウス・セウェルス(Lucius Septimius Severus、145〜211年)は、ローマ帝国の第21代皇帝であり、セウェルス朝の創始者です。現在のリビアにあたる北アフリカのレプティス・マグナ出身で、アフリカ系の出自をもつ初のローマ皇帝として歴史に名を刻んでいます。
193年、いわゆる「五皇帝の年」の混乱の中でパンノニア軍団の支持を受けて即位し、他の競合者を制して帝位を確立しました。在位中の主な業績や特徴は以下のとおりです。
- 軍制改革を推進し、兵士の待遇改善と給与増額を断行
- パルティア遠征を成功させ、メソポタミアをローマの属州に組み込んだ
- ブリテン島への遠征を指揮し、ハドリアヌスの長城以北の防衛を固めた
- 元老院の権限を抑制し、軍事的独裁色の強い統治スタイルを確立
その統治は「軍人皇帝」の先駆けとも評され、後続の皇帝たちが軍の支持によって即位するパターンを定着させる契機となりました。211年にブリテン島のエボラクム(現ヨーク)で没し、息子のカラカラとゲタが後を継ぎました。出身地レプティス・マグナへの都市整備や美化事業にも力を注ぎ、その遺構は現在でも世界遺産として残っています。
使い方・例文
「セプティミウス・セウェルスは、ローマ史の授業でアフリカ出身の最初のローマ皇帝として紹介されることが多く、帝国の多民族的な性格を象徴する存在として語られる。」
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