本文へスキップ

ズールーとは?

ずーるー

ズールーとは、南アフリカ共和国を中心に居住するアフリカ最大規模の民族集団のひとつで、独自の言語・文化・歴史を持つバンツー系の人々です。

ズールー(Zulu)は、南アフリカ共和国のクワズール・ナタール州を中心に居住するバンツー系アフリカ人の民族です。南アフリカ最大の民族集団のひとつであり、現在の人口は1000万人を超えると言われています。ズールー語(isiZulu)は南アフリカ共和国の11の公用語のひとつで、国内で最も広く話されている言語です。

ズールー民族は19世紀初頭にシャカ・ズールー王のもとで強力な王国を形成し、南アフリカ南東部を支配する一大勢力となりました。シャカは軍事組織・戦術を革新し、「イムピ(impi)」と呼ばれる精強な戦士集団を組織化したことで知られています。19世紀後半にはイギリス植民地軍との間で英ズールー戦争(1879年)が起こり、一時イギリス軍を打ち破ったイサンドルワナの戦いは世界史に名を残しています。

文化的にはビーズ細工・歌・踊り(インゴマ)・口承文学などが豊かに発展しています。ズールー社会では氏族制度と祖先崇拝が重要な役割を果たしており、伝統的な価値観と現代生活が共存しています。

現代では南アフリカの政治・文化・スポーツなど多方面でズールー出身者が活躍しており、アパルトヘイト後の社会においても重要な民族的アイデンティティを保持しています。

使い方・例文

「南アフリカ史の授業でズールー王国とシャカ王の軍事改革が取り上げられ、19世紀アフリカの抵抗運動の象徴として紹介された」というように、歴史・文化の文脈で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語