スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチとは?
すゔぇとらーなあれくしえーゔぃち
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチはベラルーシ出身の作家・ジャーナリストで、証言を積み重ねるドキュメンタリー文学でノーベル文学賞を受賞しました。
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(1948年〜)は、ベラルーシ出身の作家・ジャーナリストです。旧ソ連・ポスト社会主義社会を生きた無名の人々の声を長年にわたって収集し、証言の積み重ねによる「ポリフォニック・ドキュメンタリー」と呼ばれる独自の文学ジャンルを確立しました。
主要な作品群は、20世紀の旧ソ連が経験した歴史的悲劇をテーマにしています。
- 『戦争は女の顔をしていない』:第二次世界大戦に従軍した女性たちの証言集
- 『アフガン帰還兵の証言』:ソ連のアフガニスタン侵攻と帰還兵たちの苦悩
- 『チェルノブイリの祈り』:1986年のチェルノブイリ原発事故の被害者・関係者の証言
- 『セカンドハンドの時代』:ソ連崩壊後の市民の声
彼女の作品はフィクションではなく、数百人に上るインタビューを文学的に再構成したものです。権威や公式見解ではなく、一般市民の経験・感情・記憶を中心に据えることで、歴史の「もう一つの真実」を浮かび上がらせます。
2015年にノーベル文学賞を受賞。「多声的な作品が、我々の時代の苦難と勇気の記念碑となっている」と評されました。ベラルーシでは政府との対立から長期の亡命生活を送った時期もあります。
使い方・例文
チェルノブイリ事故や旧ソ連の歴史を扱うドキュメンタリーや授業で、当事者の声を伝える文学の代表例として紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: