スペンサー・トレイシーとは?
すぺんさーとれいしー
スペンサー・トレイシーは、自然で力強い演技でアカデミー賞を2年連続受賞したハリウッド黄金時代の名優です。
スペンサー・トレイシー(Spencer Tracy、1900〜1967年)は、アメリカ・ウィスコンシン州出身の俳優で、ハリウッド最高峰の演技派として長く讃えられてきた人物です。
トレイシーの最大の特徴は、演じている素振りを一切感じさせない自然な演技スタイルにあります。「大げさに演じるな、ただそこに居ればいい」という彼の言葉は演技論として今も引用されます。その徹底したリアリズムが、観客に強烈な説得力を与えました。
アカデミー賞主演男優賞を1937年(『漁夫の豪勇』)、1938年(『少年の町』)と2年連続で受賞しており、これは当時前例のない偉業でした。その後も『招かれざる客』(1967年)など晩年まで印象的な出演作を残しています。
キャサリン・ヘプバーンとの長年のコンビも有名で、二人は公私ともにパートナーとして知られ、共演作も多数残しています。その関係は映画史においても語り継がれるロマンスのひとつです。1967年に67歳で没しましたが、その演技哲学と業績は今も俳優を目指す人々への指針であり続けています。
使い方・例文
「スペンサー・トレイシーのような自然体の演技」は、作りすぎない真摯な演技を評する際の基準として映画評論で使われます。
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