スプーナリズムとは?
すぷーなりずむ
スプーナリズムとは、単語の頭音や音節を入れ替えることで面白い(あるいは奇妙な)表現が生まれる言葉遊びで、英語の「slip of the tongue(言い間違い)」の一種です。
スプーナリズム(Spoonerism)とは、文中の二つ以上の単語の頭音(または音節)を入れ替えることで別の(しばしば滑稽な)言葉が生まれる言語現象・言葉遊びです。英語圏で発達した概念で、19世紀末にオックスフォード大学のウィリアム・アーチボルド・スプーナー教授が頻繁にこの種の言い間違いをすることで有名だったことから、その名がつけられました。
有名な例として、英語では「You have hissed all my mystery lectures(あなたは私の謎めいた講義すべてでヤジを飛ばした)」が「You have missed all my history lectures(あなたは私の歴史の講義すべてをサボった)」から生まれたとされています。日本語でも「つみたてNISA」→「にしたてTSUMI」のように音を入れ替えて遊ぶ例が挙げられることがあります。
スプーナリズムは次の観点から研究・活用されています。
- 言語学・心理言語学:脳が言葉を生成するプロセスの失敗パターンとして研究される
- 文学・ユーモア:意図的な言葉遊びとして詩・漫才・広告などで活用される
- 言語教育:音韻意識を高める教材として用いられる
日常的な「言い間違い」の一形態でもあるため、誰でも無意識に経験する現象です。意図的に作り出すことで言葉遊びやなぞなぞとしても楽しまれています。
使い方・例文
「ベッドで眠る」を言い間違えて「ネッドでベムる」になるような、単語の頭音が入れ替わった発話ミスや意図的な言葉遊びを指してスプーナリズムと呼びます。
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