スプリットフィンガードファストボールとは?
すぷりっとふぃんがーどふぁすとぼーる
人差し指と中指をボールの縫い目の外側に広げて握り、速球に近い球速でありながらホームベース手前で急激に落下する変化球です。
スプリットフィンガードファストボール(Split-Fingered Fastball、略してスプリットまたはSFF)は、野球における変化球のひとつです。人差し指と中指をボールの縫い目(シーム)の外側に大きく割り開いて(スプリット)握ることが名称の由来で、1970年代後半から1980年代にかけて米国で広まりました。日本ではフォークボールと混同されることもありますが、フォークより球速が速く落差がやや小さいのが一般的な違いとされています。
この球種の最大の特徴は、直球に近い球速と軌道でありながら、打者の手元付近で急激に沈む動きにあります。打者にとっては速球と見分けにくいまま急落下するため、空振りや内野ゴロを誘いやすく、決め球として高い効果を発揮します。
投球の仕組みとしては、指を大きく開いた握りによってボールに与えられる回転数が少なくなり(いわゆる「抜けた」状態)、空気抵抗の影響でマグヌス効果による揚力が弱まるため急速に落下します。
スプリットフィンガードファストボールを代表する投手の特徴は次のとおりです。
- 球速は直球より5〜15km/h程度遅いことが多い
- 握りの強さや指の広げ方で落差や変化の鋭さが変わる
- 肘・手首への負担が大きく、怪我のリスクに注意が必要
日本プロ野球でも多くの投手が習得し、対打者の三振・ゴロアウトを狙う重要な武器として広く使われています。
使い方・例文
投手が打者に対して直球と見せかけてスプリットフィンガードファストボールを投じると、手元で急落下するため打者がバットを空振りしやすくなります。
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