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スチレン-ブタジエンゴムとは?

すちれんぶたじえんごむ

スチレン-ブタジエンゴムとは、スチレンとブタジエンを共重合させて作る合成ゴムで、タイヤなどに広く使われます。

スチレン-ブタジエンゴム(SBR:Styrene-Butadiene Rubber)は、スチレンとブタジエンという2種類のモノマーを共重合させて得られる合成ゴムです。天然ゴムの代替品として開発され、現在では世界で最も生産量の多い合成ゴムの一つです。

製造方法には主に2種類あります。

  • 乳化重合SBR(E-SBR):乳化剤を使って水中で重合させる方式。製造コストが低く、一般的なタイヤ用途に使用される
  • 溶液重合SBR(S-SBR):有機溶媒中で重合させる方式。構造制御がしやすく、低燃費タイヤ(省燃費タイヤ)向けに採用が増えている

SBRの特性として、耐摩耗性・耐熱性・耐老化性に優れており、天然ゴムに比べて均質で安定した品質が得られます。一方、弾性や低温特性は天然ゴムに劣る面もあるため、用途に応じて天然ゴムや他の合成ゴムとブレンドして使用されることも一般的です。

主な用途は自動車タイヤですが、それ以外にも履物の靴底・コンベヤベルト・ガスケット・電線被覆・接着剤など幅広い製品に活用されています。現代の産業社会を支えるゴム素材として欠かせない存在です。

使い方・例文

「乗用車のタイヤには天然ゴムとスチレン-ブタジエンゴムが混合して使われており、耐摩耗性とコストのバランスが取られている」のように、材料工学や製造業の文脈で登場します。

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