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ジレンマとは?

じれんま

ジレンマとは、二つの選択肢がどちらも問題をはらんでおり、どちらを選んでも困るという板挟みの状況を指す言葉です。

ジレンマ(dilemma)とは、二つの相反する選択肢の間で板挟みになり、どちらを選んでも何らかの不利益矛盾が生じるという困難な状況を表す言葉です。ギリシャ語で「二つ(di)の前提(lemma)」を意味し、もともとは論理学・修辞学の用語でした。

哲学や倫理学では「どちらを選んでも問題が生じる二択」として理論的に用いられてきましたが、現代では日常語としても広く使われています。例えば医療の現場では「患者に真実を告げることで精神的ダメージを与えるか、告げずに自己決定の機会を奪うか」といった倫理的ジレンマが生じます。

ジレンマが生じやすい場面の例としては次のようなものがあります。

  • 仕事と家族の時間のどちらを優先するか
  • 短期的な利益と長期的な信頼のどちらを取るか
  • 個人の自由と社会全体の安全のどちらを重視するか

社会学や経済学では「囚人のジレンマ」が有名で、個々の合理的な行動が集団全体では不合理な結果をもたらす構造として研究されています。ジレンマを感じたとき、第三の選択肢を探したり、価値観の優先順位を整理したりすることが解決への糸口になります。

使い方・例文

「値上げすれば利益は増えるが顧客が離れるかもしれない。このジレンマに経営者は頭を悩ませている」のように使います。

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