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ジョン・フランクリンとは?

じょん・ふらんくりん

ジョン・フランクリンとは、19世紀のイギリス海軍提督・北極探検家で、北西航路の探索中に乗組員全員とともに消息を絶ったことで知られる人物です。

ジョン・フランクリン(Sir John Franklin、1786〜1847年)は、イギリスの海軍士官・北極探検家です。若い頃からトラファルガーの海戦など複数の海戦に参加し、その後カナダ北極圏の陸上探検でも実績を積みました。「北極の探検家」として名声を高めた一方、厳しい状況で探検隊が多くの死者を出したことから「自分の靴を食べた男」という異名も持ちます。

フランクリンの名を歴史に刻んだのは、1845年の北西航路探索遠征です。エレバス号とテラー号の2隻、合計129名の乗組員を率いてロンドンを出港しましたが、カナダ北極圏で氷に閉じ込められ、以後生きて帰還した者は一人もいませんでした。

失踪後、妻のジェーン・フランクリンの働きかけにより多くの捜索隊が派遣されました。1850年代に断片的な遺留品や記録が発見され、フランクリン自身は1847年に死亡、残存乗組員も氷上を南へ脱出しようとして全滅したことが判明しました。乗組員の遺骨や遺品の分析から、食糧の缶詰の鉛中毒や壊血病が生存を困難にしたと考えられています。

エレバス号・テラー号の沈没船は2014年・2016年にそれぞれ発見され、水中考古学的調査が続いています。フランクリン遠征は探検史上最大の悲劇のひとつとして語り継がれています。

使い方・例文

「ジョン・フランクリン」は極地探検の歴史や北西航路開拓の文脈で登場します。19世紀の北極探検を扱ったノンフィクション・ドキュメンタリーや、カナダ北極圏の歴史解説でその失踪事件が繰り返し取り上げられています。

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