ジョン・バッカスとは?
じょんばっかす
ジョン・バッカスは、世界初の高水準プログラミング言語FORTRANを開発したアメリカの計算機科学者で、プログラミングの概念を根本から変えた先駆者です。
ジョン・ウォーナー・バッカス(John Warner Backus、1924〜2007年)は、アメリカのIBMに勤務した計算機科学者で、プログラミング言語の歴史に革命をもたらした人物です。
1950年代、コンピュータのプログラムはすべてアセンブリ言語や機械語で記述されており、専門家でなければ扱うことが非常に困難でした。バッカスはIBMで研究チームを率いて、数学の数式に近い記法でプログラムを書ける言語FORTRANを開発し、1957年に世界初の実用的な高水準プログラミング言語として公開しました。これにより、科学者や技術者が自らの言葉でコンピュータに指示を与えることが可能になりました。
バッカスの業績は多岐にわたります。
- FORTRAN(FORmula TRANslation)の設計と実装
- プログラミング言語の文法を記述するBNF記法(バッカス・ナウア記法)の考案
- 関数型プログラミングの理論的枠組みの提案(FPシステム)
- コンパイラ技術の基礎構築への貢献
バッカスは1977年にチューリング賞(計算機科学のノーベル賞に相当)を受賞しており、現代のプログラミング言語設計に欠かせないBNF記法は今日でも言語仕様の記述に広く使われています。彼の業績はソフトウェア工学の礎を築いたものとして高く評価されています。
使い方・例文
「FORTRANはバッカスが開発した世界初の高水準言語として知られており、科学技術計算の分野では現在も使用されている」のように、プログラミング言語の歴史を説明する際に登場します。
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