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ジョン・ドス・パソスとは?

じょんどすぱそす

ジョン・ドス・パソスとは、20世紀アメリカを代表する実験的小説家で、モンタージュ技法を駆使した社会派文学で知られる作家です。

ジョン・ドス・パソス(John Dos Passos、1896〜1970年)は、アメリカ合衆国の小説家・ジャーナリストで、ヘミングウェイやフィッツジェラルドと並ぶ「失われた世代」の作家として位置づけられています。

ポルトガル移民の父を持つドス・パソスは、ハーバード大学卒業後に第一次世界大戦救急車隊員として従軍し、その体験をもとに反戦小説『三人の兵士』(1921年)を発表しました。その後、彼が作り上げた独自のスタイルは「カメラ・アイ」「ニュースリール」「伝記」という三つの手法を組み合わせたモンタージュ技法で、映画の編集技術から着想を得たとされます。

代表作の三部作『U.S.A.』(1930〜1936年)は、20世紀初頭のアメリカ社会を広範に描いた大河小説で、以下の三つの作品から成ります。

  • 『北緯42度線』(1930年)
  • 『1919年』(1932年)
  • 『大金持ち』(1936年)

政治的には若い頃に急進的な左翼思想を持っていましたが、晩年には保守主義へと転向しました。文体的な革新性と社会批判の視点から、アメリカ文学における実験主義の先駆者として高く評価されています。

使い方・例文

アメリカ文学の講義では、ドス・パソスの『U.S.A.』三部作が、映画的技法を取り入れた実験的小説の事例として紹介されることがあります。

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