ジョン・グレゴリー・ウォリスとは?
じょんうぉりす
ジョン・ウォリスは、17世紀イギリスの数学者で、無限小解析の先駆者として微積分学の発展に大きく貢献しました。
ジョン・ウォリス(John Wallis、1616年〜1703年)は、イギリスの数学者・聖職者で、オックスフォード大学のサヴィリアン幾何学教授を長く務めました。ニュートンやライプニッツによる微積分学の確立に先立ち、無限小の考え方を駆使した解析的手法を開拓した先駆者として知られています。
ウォリスの代表的な業績のひとつは、ウォリス積(Wallis product)の発見です。円周率πを無限積の形で表した
π/2 = (2/1)×(2/3)×(4/3)×(4/5)×(6/5)×(6/7)×…
というこの公式は、無限積を用いてπを表した最初期の例のひとつとして数学史上重要な位置を占めています。
また、著書『無限算術(Arithmetica Infinitorum)』(1656年)では、無限の概念を積極的に用いた計算法を展開し、ニュートンが二項定理の拡張を着想する際にも影響を与えたとされています。
さらに∞(無限大の記号)を数学に導入したのもウォリスであり、この記号は現在も世界中で使われています。暗号解読の能力でも知られ、イギリス政府の暗号解読に協力したとも伝えられています。
使い方・例文
数学の授業でπの近似や無限積の話題が出るとき、「ウォリス積」は初等的かつ歴史的に重要な例として紹介されます。
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