ジョルジュ・ポンピドゥーとは?
じょるじゅぽんぴどぅー
フランスの政治家で、シャルル・ド・ゴールの後継者として第19代大統領(1969〜1974年)を務めた人物です。
ジョルジュ・ポンピドゥー(Georges Pompidou、1911〜1974年)は、フランス第五共和政の第2代大統領です。南フランスのオーヴェルニュ地方出身で、高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)を卒業後、文学教師として働きながらロスチャイルド銀行に転じ、金融界でも実績を積みました。
シャルル・ド・ゴールの側近として頭角を現し、1962年から1968年まで首相を務めました。1968年の五月革命では学生・労働者の大規模な抗議運動が国内を揺るがしましたが、ポンピドゥーは労使交渉を主導して事態を収拾し、その手腕を高く評価されました。
1969年にド・ゴールが国民投票の敗北を機に辞任すると、後継大統領に選出されます。在任中は「産業社会フランス」を掲げて積極的な近代化・工業化政策を推進し、高速道路網の整備や原子力発電所の建設を加速させました。また、パリ中心部に現代美術の拠点として建設が構想された複合文化センターは、彼の没後にその名を冠した「ポンピドゥー・センター」として1977年に開館し、今日も世界有数の現代美術館として知られています。
外交面ではド・ゴール路線を概ね継承しつつ、英国のEC(欧州共同体)加盟を容認するなど柔軟な対応も見せました。大統領在任中の1974年に血液疾患(マクログロブリン血症)により62歳で死去し、任期途中での死去というフランス史上異例の事態となりました。
使い方・例文
「ポンピドゥー・センターに行ってきた」と言うとき、その名前の由来となった元大統領ジョルジュ・ポンピドゥーに関する話題として登場します。
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