ジョゼフ・ジョッフルとは?
じょぜふじょっふる
ジョゼフ・ジョッフルとは、第一次世界大戦初期のフランス軍総司令官で、マルヌの戦いでドイツ軍の侵攻を食い止めた「マルヌの奇跡」の立役者として知られる元帥です。
ジョゼフ・ジャック・セザール・ジョッフル(Joseph Jacques Césaire Joffre、1852〜1931年)は、フランス陸軍の元帥であり、第一次世界大戦開戦時のフランス軍総司令官として歴史に名を刻む軍人です。
アリエージュ県生まれのジョッフルは、普仏戦争(1870〜71年)やフランスの植民地戦争で軍歴を積み、1911年にフランス参謀本部長に就任しました。彼は「17号計画」に代表される攻勢重視の戦略を引き継ぎながらも、開戦直後の混乱の中で柔軟な対応を見せました。
1914年8〜9月、ドイツ軍がシュリーフェン計画に基づいてフランス北部に侵攻すると、ジョッフルはパリ陥落寸前の危機的状況の中で予備兵力をタクシーで輸送するなど機動的に再配置し、マルヌ河畔での反撃に成功しました。この「マルヌの奇跡」によりドイツ軍の電撃的勝利の野望は砕かれ、戦争は長期の塹壕戦へと移行しました。
その後、ヴェルダンの戦いなど消耗戦が続く中で戦果が上がらず、1916年末に解任されました。しかし1916年にフランス元帥に叙任されており、フランスを救った英雄として国内では広く称えられています。
使い方・例文
第一次世界大戦の開戦過程を学ぶ際に「ジョッフルはマルヌの戦いでパリへの電撃侵攻を食い止め、長期戦に持ち込むことでドイツの速攻作戦を挫いた」と解説されます。
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