本文へスキップ

ジョッフルとは?

じょっふる

ジョッフルとは、第一次世界大戦初期にフランス軍を指揮し、マルヌの戦いでドイツ軍を食い止めた将軍ジョゼフ・ジョッフルのことです。

ジョゼフ・ジャック・セザール・ジョッフル(1852〜1931年)は、フランスの陸軍元帥であり、第一次世界大戦開戦時にフランス軍の総司令官を務めた人物です。

1914年の開戦直後、ドイツ軍はシュリーフェン計画に基づいてベルギーを通じてフランスに侵攻し、パリ陥落寸前の状況に追い込みました。この危機に際してジョッフルは「マルヌの奇跡」とも呼ばれるマルヌの戦いでドイツ軍の進撃を阻止し、フランスの早期降伏を防ぎました。この勝利によって戦争は長期の塹壕戦へと移行しました。

ジョッフルの指揮の特徴は、冷静沈着な判断力と組織的な兵力運用にありましたが、戦線が膠着するにつれて多くの激戦で大きな犠牲を出したことも事実です。1916年のヴェルダンの戦いやソンムの戦いなど消耗戦が続く中で戦略的限界が指摘され、1916年末に総司令官の職を退きました。

しかし開戦初期の危機を乗り越えた功績は高く評価され、フランス元帥の称号を授与されました。第一次世界大戦史を語る上で欠かせない人物の一人です。

使い方・例文

「マルヌの戦いでのジョッフルの指揮」は、第一次世界大戦を扱う歴史書や戦史研究でよく引用される事例です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語