ジョゼフ・ガリエニとは?
じょぜふがりえに
ジョゼフ・ガリエニは、フランスの軍人・植民地行政官で、マダガスカル総督やパリ軍政長官を歴任した人物です。
ジョゼフ・ガリエニ(Joseph Gallieni、1849〜1916年)は、フランスの陸軍元帥(死後追贈)で、植民地行政官および軍事指揮官として19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍しました。フランス植民地帝国の拡大と統治に大きな役割を果たした人物として知られています。
ガリエニの主な業績のひとつは、マダガスカルの総督としての統治(1896〜1905年)です。フランスによるマダガスカル支配を確立し、インフラ整備・教育制度の導入・衛生改善などを推進しました。植民地統治において、武力のみならず「油点政策(tache d'huile)」と呼ばれる漸進的な支配拡大戦略を採用し、後世の植民地行政にも影響を与えました。
第一次世界大戦においては、パリ軍政長官として1914年の「マルヌの奇跡」に大きく貢献しました。パリ包囲の危機に際し、タクシーで兵士を輸送するという機転を利かせて増援を実現したエピソードは有名で、フランスをドイツ軍の侵攻から守ることに成功しました。
その後、陸軍大臣に就任しますが、健康を害し1916年に死去。死後、フランス元帥の称号が追贈されました。ガリエニはフランス共和国の植民地時代と第一次世界大戦の双方において重要な役割を担った歴史的人物です。
使い方・例文
フランスの植民地史や第一次世界大戦の「マルヌの戦い」を学ぶ際に、ガリエニの名前が登場します。
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