ジョアン・エ・ポンペウ(タパジョス)(ルイス・カルロス・プレステス)とは?
るいすかるろすぷれすてす
ルイス・カルロス・プレステスとは、20世紀ブラジルの革命的軍人・共産党指導者で、「プレステス縦列」と呼ばれる長征で英雄視された人物です。
ルイス・カルロス・プレステス(1898年〜1990年)は、ブラジルの軍人・政治家・革命家です。リオグランデ・ド・スル州生まれで、陸軍士官として出発しましたが、やがて体制変革を志す若手将校グループ「テネンテ(中尉)運動」の重要人物となりました。
最大の伝説的事績は「プレステス縦列」(1925〜1927年)です。既存の寡頭支配体制に反発した若手将校・兵士たちを率い、ブラジル内陸部を2万5000キロメートル以上にわたって行進しました。政府軍に追われながらも分散・再集結を繰り返し、3年近く野戦を続けたこの遠征は、中国共産党の長征と並ぶ20世紀の革命的行軍として語られます。この行動によりプレステスは「ブラジルの騎士(カバレイロ・デ・エスペランサ)」と讃えられました。
その後、モスクワに滞在してコミンテルンと連携し、ブラジル共産党(PCB)の書記長として長く指導者的地位にありました。1935年の共産主義봉기(テナリスタ蜂起)の失敗後は投獄され、愛人ユダヤ系ドイツ人オルガ・ベナリオのナチス・ドイツへの引き渡しという悲劇も経験しました。
1945年の民主化以降は釈放・追放・亡命を繰り返しながら晩年まで政治活動を続け、ブラジル左翼の象徴的存在として91歳で生涯を閉じました。
使い方・例文
ブラジル現代史や南米の社会主義運動を学ぶ際、プレステス縦列と彼の名は「民衆の英雄と共産主義運動」を象徴する文脈で登場します。
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