ジョアキーノ・ロッシーニとは?
じょあきーのろっしーに
ジョアキーノ・ロッシーニとは、19世紀初頭のイタリアを代表するオペラ作曲家で、『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』などを生み出し、当時のヨーロッパ楽壇を席巻した人物です。
ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini、1792〜1868年)は、イタリアのペーザロに生まれた作曲家です。わずか37歳で主要な作曲活動を終え、その後約40年を悠々自適に過ごしたという異色の経歴でも知られています。
ボローニャで音楽を学んだ後、10代でオペラ作曲家としてデビューし、たちまちイタリア各地の歌劇場でスターとなりました。ナポリ、ウィーン、ロンドン、パリと活動の場を広げ、特にパリでは社交界の中心人物として君臨しました。
ロッシーニの音楽的特徴は以下のとおりです。
- 急速な音型の積み重ねによる「ロッシーニのクレッシェンド」と呼ばれる盛り上がり
- 軽快なリズムと歌いやすい旋律線
- 喜劇(オペラ・ブッファ)から荘重な悲劇まで幅広いジャンル
- 序曲だけでも演奏会の名物となる器楽的な充実度
代表作『セビリアの理髪師』(1816年)は今日もオペラ・コミックの最高傑作のひとつに数えられ、『ウィリアム・テル』(1829年)の序曲は映画や広告など広く引用されています。ドニゼッティやベッリーニなど後世のイタリア・オペラ作曲家に多大な影響を与えました。
使い方・例文
クラシック音楽の入門として「ウィリアム・テル序曲」を耳にしたり、オペラの解説本でベルカントの先駆者として紹介される場面でロッシーニの名前が登場します。
この用語をシェア
最終更新: