ジュリー・トゥリスとは?
じゅりーとぅりす
ジュリー・トゥリスとは、20世紀イギリスの登山家で、世界最高峰を含む8000メートル峰の登頂に挑んだ女性登山家のパイオニア的存在です。
ジュリー・トゥリス(Julie Tullis、1939〜1986年)は、イギリスの女性登山家・映像作家であり、ヒマラヤやカラコルムの高所登山に情熱を傾け、女性登山家としての地平を広げた人物です。
トゥリスは比較的遅い時期に本格的な登山を始め、40代でヒマラヤの高峰に挑戦するようになりました。登山仲間のカルト・ブアとともに日本のドキュメンタリー制作チームに参加し、高所での撮影技術を磨きながら登山への造詣を深めました。
彼女の目標は世界第二位の高峰K2(標高8611メートル)の登頂でした。K2はエベレストよりも技術的難易度が高く「凶暴な山」とも呼ばれる難関の山です。1986年、トゥリスはついくK2の山頂への登頂に成功し、K2を登頂した史上初のイギリス人女性となりました。しかし下山中に嵐に見舞われてベースキャンプへの帰還が困難となり、同年8月にキャンプ4で亡くなりました。この1986年はK2で多くの登山家が命を落とした悲劇的なシーズンとして記録されています。
トゥリスは著書「クラウド・ダンサーズ(Clouds from Both Sides)」に自身の登山体験と哲学を記しており、高所登山への真摯な姿勢と精神的な深さで多くの登山家に影響を与えました。女性が高所登山に本格的に挑戦する道を切り開いた先駆者の一人です。
使い方・例文
女性登山家の歴史やK2登山の記録を調べる際に、ジュリー・トゥリスの名前が重要な存在として登場します。
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