ジャン・ヌーヴェルとは?
じゃんぬーべる
ジャン・ヌーヴェルは、フランスを代表する建築家で、光・素材・場所の文脈を深く探求した建築によりプリツカー賞を受賞した現代建築の巨匠です。
ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel、1945年〜)は、フランスのフュメル生まれの建築家です。パリ国立高等美術学校で建築を学び、1970年代から独自のスタジオを主宰して国際的な活躍を続けています。2008年にプリツカー賞を受賞しました。
ヌーヴェルの建築は、光・透明性・場所の歴史や文化との対話を重視することで知られています。同じ形・同じ素材を繰り返すことを避け、プロジェクトごとにまったく異なるアプローチをとるため、「ヌーヴェル様式」という画一的なスタイルが存在しないとも言われます。
代表作に挙げられる主な建物は以下の通りです。
- アラブ世界研究所(パリ)―伝統的なマシュラビーヤを現代的な光学デバイスとして再解釈した外壁が有名
- カルティエ現代美術財団(パリ)―ガラスと植物が重なり合う透明な建築
- ルーヴル・アブダビ(アラブ首長国連邦)―伝統的なクッバ(ドーム)を幾何学的に変換した光の傘
- 国立演劇センター(トゥールーズ)
ヌーヴェルは建築と都市の関係を常に問い続け、建物が立つ土地の記憶・文化・気候に応答する設計哲学が評価されています。哲学的な思考と感覚的な詩情を兼ね備えた建築は、現代建築の可能性を広げるものとして世界的な影響力を保っています。
使い方・例文
パリの観光案内や近代建築の紹介で「アラブ世界研究所の格子状ファサードはジャン・ヌーヴェルの傑作だ」として紹介される場面で登場します。
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