ジャヤヴァルマン7世とは?
じゃやう゛ぁるまんななせい
ジャヤヴァルマン7世とは、12〜13世紀のクメール帝国最盛期を築いた国王で、アンコール・トムの建設者として知られる人物です。
ジャヤヴァルマン7世(Jayavarman VII、在位1181〜1218年頃)は、東南アジアの強大な国家であったクメール帝国(現在のカンボジアを中心とした地域)の国王です。クメール王朝の中でも最大の領土と権力を誇った統治者であり、現在もカンボジアの英雄的人物として崇敬されています。
ジャヤヴァルマン7世は敬虔な仏教徒(大乗仏教)であり、その宗教観は統治と建築に色濃く反映されています。主な業績として以下が挙げられます。
- 首都アンコール・トムの建設:巨大な城壁と城門、中心に位置する仏教寺院バイヨンが特徴的
- タ・プロームやプリア・カーンをはじめとする多数の寺院の建立
- 全国規模の道路網と宿泊施設(ダルマシャーラー)の整備
- 病院ネットワークの構築による社会福祉の充実
バイヨン寺院の多数の顔を持つ塔(クメールの微笑みと呼ばれる)は彼の統治精神の象徴とされています。チャンパ(ベトナム南部)との長年の戦争にも終止符を打ち、帝国の最大版図を実現しました。
その広大な建設事業と宗教政策はクメール文明の頂点を象徴するものとして、世界遺産アンコール遺跡群とともに世界に知られています。
使い方・例文
カンボジアの歴史やアンコール遺跡を解説する文脈で、ジャヤヴァルマン7世の名前と業績が必ず登場します。
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