ジャファル・ヌメイリーとは?
じゃふぁるぬめいりー
ジャファル・ヌメイリーとは、1969年のクーデターでスーダンの政権を握り、約16年間にわたって同国を統治した軍人・政治家です。
ジャファル・ムハンマド・ヌメイリー(Jaafar Muhammad Nimeiry、1930〜2009年)は、スーダンの軍人・政治家で、1969年から1985年まで同国の最高権力者として君臨しました。
ヌメイリーは1969年5月に無血クーデターを起こし(「5月革命」)、スーダン政府を打倒して権力を掌握しました。当初は社会主義・アラブ民族主義的な路線をとり、ナセル主義的な政策を推進しましたが、その後は路線を大きく転換していきます。
政権期間中の主な出来事は次のとおりです。
- 1972年:アディスアベバ協定により、17年続いた第一次スーダン内戦を終結させ、南部スーダンに自治権を付与
- 1970年代後半:親西洋・親エジプト路線へ転換し、米国の支援を受ける
- 1983年:シャリーア(イスラム法)の全国導入を宣言(「9月法」)。南部の非イスラム教徒が反発し、第二次スーダン内戦が勃発
- 1985年:国民の不満と経済危機のなかで軍事クーデターにより失脚、エジプトへ亡命
ヌメイリーの統治はアディスアベバ協定による内戦終結という評価される面と、晩年のイスラム法強制による内戦再燃という負の遺産の両面を持ちます。2009年にスーダンで死去しました。
使い方・例文
スーダンの現代史や、アフリカにおける軍事政権・イスラム法導入をテーマとする文脈でヌメイリーの名前と政策が言及されます。
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