ジャック・シラクとは?
じゃっくしらく
ジャック・シラクとは、フランス第5共和制の第22代大統領(1995〜2007年)を務め、長年にわたりフランス政界を牽引した保守派の政治家です。
ジャック・シラク(Jacques Chirac、1932〜2019年)は、フランスの政治家で、パリ市長・首相・大統領を歴任した20世紀後半から21世紀初頭を代表するリーダーです。
パリのエコール・ポリテクニークおよび国立行政学院(ENA)を卒業後、政界に入り、1974年にポンピドゥー政権下で首相に初就任しました。その後、1976年に自ら結党したフランス共和国連合(RPR)を率い、保守派の中核を担いました。1977年から1995年まで長くパリ市長を務め、都市行政の実績を積んだことも特徴です。
1995年に大統領に選出され、2002年には極右候補との決選投票を制して再選。二期12年の在任中に残した主な業績は以下のとおりです。
- 2003年のイラク戦争に対し、米英の侵攻に明確に反対し、国連安保理でフランスの拒否権行使を示唆して欧州の独立外交を示した。
- 欧州統合を推進し、ユーロ導入(1999年)の実現を支えた。
- 環境問題への関心を早くから示し、持続可能な開発を国際的に訴えた。
- フランスが第二次大戦中にユダヤ人迫害に加担した歴史的責任を初めて正式に認め謝罪した(1995年)。
晩年は認知症を患い2019年に逝去。独立した外交姿勢と強烈な個性で、フランス現代政治に大きな足跡を残した指導者として評価されています。
使い方・例文
2003年のイラク戦争開戦直前、シラク大統領がフランスの拒否権行使を宣言した場面は、国連外交の舞台でしばしば引き合いに出されます。
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