ジム・ソープとは?
じむそーぷ
ジム・ソープとは、20世紀初頭にアメリカで活躍したネイティブアメリカン出身の伝説的なスポーツ選手です。
ジム・ソープ(Jim Thorpe、1888年〜1953年)は、アメリカ・オクラホマ州生まれのスポーツ選手で、ネイティブアメリカンのサク族とフォックス族の血を引く人物として知られます。その類いまれな身体能力から「世界最高のアスリート」とも呼ばれました。
1912年のストックホルムオリンピックでは、五種競技と十種競技の両方で金メダルを獲得し、同大会のスウェーデン国王から「世界で最も偉大なアスリート」と称えられたという逸話が残っています。しかしその後、学生時代に野球でわずかな報酬を受け取っていたことが「アマチュア資格違反」として問題視され、金メダルをはく奪されるという不当な扱いを受けました。メダルは死後の1983年に正式に返還されています。
スポーツ選手としての活躍は陸上競技にとどまらず、プロフットボールとプロ野球でも一流の成績を収めました。特にアメリカンフットボールでは、NFLの前身リーグで選手兼監督を務め、プロフットボール黎明期を牽引した存在として殿堂入りしています。
ネイティブアメリカンに対する差別が色濃く残る時代にその名を世界に知らしめたことから、後世のアメリカ先住民アスリートや人権運動にも大きな影響を与えた人物として評価されています。ペンシルベニア州の町「ジム・ソープ」は彼の名を冠して名付けられました。
使い方・例文
「ジム・ソープは1912年のオリンピックで五種・十種競技を制した最初の選手として、スポーツ史の教科書に必ず登場する。」
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