ジェットブラストとは?
じぇっとぶらすと
ジェットエンジンの排気口から噴出する高速・高温のガスの流れで、航空機の後方に強力な噴流をもたらす現象です。
ジェットブラスト(jet blast)とは、航空機のジェットエンジンが推力を発生させる際に排気口から噴出する高温・高速の排気ガスの流れのことです。エンジンが吸い込んだ大量の空気を圧縮・燃焼して後方へ噴き出す際に発生し、機体後方に強烈な気流と熱を生じさせます。
ジェットブラストの強さは機種やエンジン出力によって異なりますが、大型旅客機では離陸推力時に風速100メートル毎秒を超えることもあります。排気温度は数百度に達するため、周辺の人や車両・構造物への危険性が極めて高いです。
空港内でジェットブラストが問題になる主な場面は以下の通りです。
- 誘導路で後続の地上作業員や車両が前方機の排気を受けるリスク
- 空港フェンス付近の公道や建物への影響
- ランプ地区(エプロン)での航空機の取り回し中の地上業務員への危険
これを防ぐために空港ではジェットブラスト偏向フェンス(blast deflector)の設置や、作業区域の安全規定・進入禁止エリアの厳格な管理が行われています。また、グアムのタモン湾に面した滑走路端は低空飛行する飛行機のジェットブラストが有名で、観光スポットとして知られる一方、重大事故も発生しており危険性の啓発が続いています。
使い方・例文
空港の誘導路でエンジン出力を上げた大型旅客機のジェットブラストは後方数十メートルにわたって風速が強く、地上支援車両が吹き飛ばされるほどの威力があります。
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