シールド・オブ・アームズとは?
しーるどおぶあーむず
シールド・オブ・アームズとは、紋章学において盾の形をした紋章の中心部分を指し、家門・国家・機関などのアイデンティティを図柄で表したものです。
シールド・オブ・アームズ(Shield of Arms)は、紋章学(ヘラルドリー)の用語で、盾型の紋章本体を指します。より広義の「コート・オブ・アームズ」(紋章一式)の核心部分にあたり、独自の図柄・色彩・区画によって特定の家門・都市・国家・組織を識別するための視覚的シンボルです。
紋章学はヨーロッパ中世の騎士文化から発展した体系で、戦場や馬上試合で甲冑に覆われた騎士を識別するために盾や旗に家紋を描いたことが起源とされています。シールド・オブ・アームズは以下のような要素で構成されます。
- 地(フィールド):盾の背景色。ティンクチャー(色)とメタル(金・銀)が規定されている。
- チャージ:地の上に配置される図形・紋様(獅子・鷹・十字など)。
- 区割り:盾を複数の区画に分ける線(縦・横・斜めなど)。
シールド・オブ・アームズは貴族・騎士の専有物として始まりましたが、中世後期以降は都市や教会・大学・ギルドなども採用するようになりました。現代でも国旗や自治体の紋章、大学の校章などに盾型の図案が使われており、その伝統は今も続いています。紋章の意匠は厳密なルールに従って設計・記述され、その記述言語をブレイゾンと呼びます。
使い方・例文
ヨーロッパの王室紋章や騎士団のシンボルを解説する際、「このシールド・オブ・アームズには獅子が描かれており、王家の権威を示している」のような形で使われます。
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